あなたは覚えてる?iPhoneの16年の歴史
突然ですがあなたはiPhoneユーザーですか?
実は日本国内でのiPhoneシェア率は約70%。本国のアメリカを凌ぎます。
日本:68.6% アメリカ:57.6%(2021年時点)
驚きのシェア率の高さですよね
毎年話題になり、私たちを沸かしてくれるiPhone。
今年はiPhone15が9月ごろに発表されるなんて噂も出てきてますね。
毎年の買い替えを楽しみにしている方もいらっしゃると思います。
今回はそんなiPhoneの歴史を初代から14Plusまで見ていきたいと思います!
Contents
2007年 初代iPhone
初代iPhone|発売日:2007年6月29日|価格:4GBモデル $499(約6万)
発売されたのはアメリカ、イギリス、フランス、ドイツなどの数カ国のみだったため、日本では購入できませんでした。
とても革新的だったのが、マルチタッチ。2ヶ所以上を同時にタッチして操作できるというもので、
2本指での拡大・縮小という今では普通に行われている操作が、初代iPhoneではじめて可能になりました。
カラーはシルバーのみで、容量は4・8・16GBの3つです。
2008、2009年 iPhone3シリーズ
iPhone3G|発売日:2008年7月11日|価格:¥23,040
3G通信に対応し、GPS搭載、MobileMe(いまのiCloud)対応、App Storeのスタートなどが行われ、iPhoneの基礎と言える機能が作られたと言えます。
日本ではソフトバンクの独占販売が話題になりましたね。iPhoneを求める人達の行列はニュースでも取り上げられ、見る人を驚かせました。
iPhone3GS|発売日:2009年6月19日|価格 : ¥69,120
カメラにオートフォーカスとビデオ撮影が加わることで使いやすくなりました。
更に、デジタルコンパス機能(利用者や乗り物がどこを向いているのかが分かる機能)の搭載で、マップアプリでの目的地到達がより簡単になりました。
2010、2011年 iPhone4シリーズ
iPhone4|発売日:2010年6月24日|価格:¥46,080
iPhone 4は、3GSからさらに販売台数を飛躍的に伸ばしたモデルです。
このモデルの凄いところは、従来の2倍の解像度を誇るRetinaディスプレイ(Retinaは英語で「網膜」という意味)、およびフロントカメラ(自撮りカメラ)をはじめて搭載した点。価格も前モデルと比べて良心的になりました。
iPhone4S|発売日:2011年10月14日|価格:¥46,080
今では当たり前となった音声アシスタントのSiriがはじめて搭載されました。
2012、2013年 iPhone5シリーズ
iPhone5|発売日:2012年9月21日|価格:¥51,360
初めて4インチディスプレイになったのはこのiPhone5です。
ちなみに、Lightningコネクタが搭載されたのもこのモデルからです。
iPhone5S、5C|発売日:2013年9月20日|価格:5S ¥51,360、5C ¥52,920
今や当たり前の2系統以上のiPhoneの同時発売がはじめて行われたのがこの2013年。
正統な後継モデルのiPhone5sと、やや安価なiPhone5cの2種類が発表・発売されました。
iPhone5sには、今や懐かしく感じるTouch ID(iPhoneシリーズではじめての生体認証)が搭載され、シルバー・ブラック・ホワイトのみだった本体色に、ゴールドが加わりました。
iPhone5cは、Touch IDなどの最新機能が搭載されない代わりに本体価格がやや安く設定され、パステルカラーのブルー、グリーン、ピンク、イエロー、ホワイトとカラフルな5色展開がなされました。
ちなみにiPhone5s・5cはNTTドコモがはじめて取り扱ったiPhone。「ついにあのドコモが……!」とかなり話題になったのも懐かしい思い出です。
2014、2015年 iPhone6シリーズ
iPhone6、6Plus | 発売日:2014年9月19日 | 価格:iPhone6 ¥67,800、 iPhone6Plus ¥79,800
これまでの4インチに比べて少し大きい4.7インチと、さらに大きい5.5インチの、はじめて2サイズ展開となったiPhoneがiPhone 6と6 Plusです。
そしてこの時から、今では当たり前となったApple Payがスタート。しかし日本でのタッチ決済には対応しておらず、ほとんど使えませんでした。
また気圧計を搭載しているほか、VoLTE対応によって通話品質も向上しました。
iPhone6s、6sPlus | 発売日:2015年9月25日 | 価格:iPhone6s ¥86,800 、iPhone6sPlus ¥98,800
こちらもiPhone 6と同様に4.7インチ・5.5インチの2サイズ展開です。
カラーはシルバー・スペースグレイ・ゴールドに加え、新色としてローズゴールドが追加されました。
そして、今はなき3D Touch(押し込む強さによって呼び出す操作を変える機能)とLive Photosはこの6sから搭載されました。
2016年 iPhone SE、7シリーズ
iPhoneSE(第1世代) | 発売日:2016年3月31日 | 価格:¥52,800
”Special Edition”の略で、手頃な価格とそこそこのスペックで売り出した廉価版がiPhone SE(第1世代)。
基本的にはiPhone 5sをベースにしているものの、CPUやカメラの性能については6sと同等のものになっています。
iPhone7 、7Plus | 発売日:2016年9月16日 | 価格:iPhone7 ¥72,800、 iPhone7Plus ¥85,800
iPhone7 ↑↑ ではイヤホンジャックが廃止され(イヤフォンジャックがなくなったときの衝撃は忘れられません笑)、カメラに光学手ぶれ補正が搭載されました。また、モバイルSuica等の電子マネーが利用可能になり、多くの日本ユーザーの願望を叶えてくれました。
更に防水防塵機能も備わり、雨に濡れたり一瞬水に落とした程度では浸水しなくなりました。
ホームボタンは物理的なボタンではなく、Taptic engineによってあたかも押したかのような反応が返ってくる静電容量方式に変更。よって、電源オフ時には押してもボタンのような感触はありません。
そしてiPhone7Plus ↓↓ には、iPhoneシリーズではじめて広角・望遠のデュアルカメラを搭載。2倍光学ズームやポートレートモードもこのときはじめて使えるようになりました。
2017、2018年 iPhone8、Xシリーズ
iPhone8、8Plus|発売日:2017年9月22日|価格:iPhone8 ¥78,800 、iPhone8Plus ¥89,800
2017年発売のiPhone 8・8 Plus。背面がガラス仕様になり、iPhoneではじめてワイヤレス充電が可能になりました。
全面リニューアルしたiPhone Xと同じ年の発売ということもあり、基本的には変化の少ない機種となっています。
iPhoneX|発売日:2017年11月3日|価格:¥112,800
iPhone8とともに発表・発売されたiPhone X(テン)。9をすっ飛ばしてX(10)と名前がついたのも話題となりました。
iPhone8Plusよりも小さくて軽いのですが、ベゼル(画面の縁)を薄くして5.85インチのディスプレイが実現されました。
カメラは広角・望遠のデュアルカメラです。
話題になったのが、指紋認証のTouch IDから顔認証のFace IDとなり、ホームボタンは廃止になったこと。操作感が変わるので、戸惑った人も多いことでしょう。
iPhoneXS、XR|発売日:2018年9月21日|価格:iPhoneXS ¥112,800、 iPhoneXS MAX ¥124,800
iPhoneXSとXS MAXから「ホームボタン無し・切り欠きのある全面ディスプレイ・Face ID」を特徴とするiPhone Xシリーズが主流となり、Maxとの2サイズ展開になりました。
スペック向上のほかはそれほど目立った進化はありませんが、シルバー、スペースグレイの2色だったiPhone Xに対し、XS・XSMaxでは新色としてゴールドが追加となりました。
iPhone XSMaxは、XSと性能は同じですがタブレットに匹敵する大きなディスプレイが搭載され、従来のスマートフォンとタブレットの中間くらいのサイズになりました。
iPhoneXR |発売日:2018年10月26日|価格:¥84,800
iPhone XRは、iPhone XSと同じ2018年に発売されたモデルで、XSよりも性能は抑えめでシングルカメラです。
XSのSuper Retinaに対し新しくつくられたLiquid Retinaというディスプレイを採用し、Super Retinaより解像度が低いながらも十分美しい画面を保っています。
ディスプレイサイズはXSとXS Maxの中間くらいの6.1インチ。
大きな特徴はホワイト、ブラック、ブルー、レッド、イエロー、コーラルと豊富な色展開。ポップなデザインで比較的リーズナブルに手に入ります。
2019年 iPhone11シリーズ
iPhone11、11Pro、11ProMax| 発売日:2019年9月20日 |価格:iPhone11 ¥74,800、 iPhone11Pro ¥106,800、 iPhone11ProMax ¥119,800
Ⅺではなく数字の11となったiPhone 11。スペック的にはXRの後継機種と言える位置づけで、XR同様に6.1インチLiquid Retinaディスプレイが採用されました。
通常の広角レンズに加え、広範囲をカメラに収められる超広角レンズとのデュアルカメラを搭載され(望遠レンズはなし)、暗いところでも明るく撮れるナイトモードにも対応しました。
豊富なカラーバリエーションも魅力です。↓↓
iPhone 11と同時期に発表・発売されたのがiPhone 11 ProとPro Max。
そこそこの性能・機能を持つ系統(iPhone 11)と、最新性能・機能を盛った系統(iPhone 11 Pro・Pro Max)に分かれることになりました。
iPhone 11 ProおよびPro Maxでは、iPhoneで初となる広角・超広角・望遠のトリプルレンズを搭載。
更に、より鮮やかで美しくなったSuper Retina XDRディスプレイがはじめて採用されました。
また、あまり浸透していなかった3D Touchが廃止になりました。
2020年 iPhone SE、12シリーズ
iPhoneSE(第2世代) |発売日:2020年4月24日| 価格:¥44,800
廉価版iPhone第2弾として発売されたiPhone SE(第2世代)。
ベースはiPhone 8となっていて画面サイズや寸法などは全く同じですが、表面のカーブが微妙に異なります。
iPhone11と同じA13 Bionicチップを搭載しているので、処理能力はiPhone 8よりも高いものです。最新機能が不要であれば、価格を抑えたお買い得のiPhoneと言えますね。
iPhone12、12ProMax |発売日:2020年10月23日|価格:iPhone12 ¥85,800、 iPhone12Pro ¥106,800
iPhone12mini、12ProMax|発売日:2020年11月13日|価格:iPhone12mini ¥74,800 、iPhone12ProMax ¥117,800
2020年発売の、iPhone 12および12 mini。iPhoneとしてはじめて通常モデル(6.1インチ)よりサイズの小さいmini(5.4インチ)が発売されたのがiPhone12です。
5G通信に対応し、また、従来より4倍硬いセラミックシールドの採用で、画面が割れにくくなりました。
更にはデザインも一新され、丸みを帯びたこれまでのものからiPhone 5sまでのようなフラットなデザインに回帰しました。
そして、マグネット式の充電コネクタ・MagSafeが形を変えてiPhone 12シリーズで新機能として登場し、対応するMagSafe充電器やバッテリーを背面にくっつけての充電が可能になりました。
iPhone 12の上位機種、iPhone 12 Pro・Pro Max。
広角・超広角・望遠のトリプルカメラの搭載に加え、Apple ProRAWというRAWフォーマットを扱えるようになりました。
デザインはiPhone12同様フラットなものに変更となり、ボタンのあるサイド部分は高級感のある光沢ありの仕上げに。
また、AR(拡張現実)や暗い場所でのオートフォーカス等に力を発揮するLiDARスキャナをiPhoneシリーズではじめて搭載しています。
2021年 iPhone13シリーズ
iPhone13、13Pro、13ProMax、13mini |発売日:2021年9月24日|価格:iPhone13 ¥89,818、 iPhone13Pro ¥111,636、 iPhone13ProMax ¥122,545 、iPhone13mini ¥78,909
2021年9月に発売されたのが、iPhone 13と13 mini。
iPhone 12および12 miniと見た目はほとんど変わりませんが、バッテリー駆動時間がiPhone 12シリーズより1.5〜2.5時間ほど伸びました。
また、iPhone 12シリーズではPro・Pro Maxにしか実装されていなかったセンサーシフト光学式の手ぶれ補正が、iPhone 13・13 miniにも搭載されました。
更に、写真にあらかじめ暖色・寒色・鮮やかなどといったフィルタをかけておける「フォトグラフスタイル」、被写体の動きや視線を認識して自動でフォーカスを切り替えたり、撮影した後にボケ効果やフォーカスを変える「シネマティックモード」もiPhoneではじめて使えるようになりました。
iPhone 13の上位モデルであるiPhone 13 Proおよび13 Pro Max。
広角・超広角に加え望遠レンズを搭載したトリプルカメラが利用と3倍光学ズームに対応していることに加え、マクロ撮影で2cmまで被写体に寄れるようになりました。
また、Apple ProRAW写真、ProRes動画も撮影可能です。
2022年 iPhoneSE、14シリーズ
iPhoneSE(第3代)|発売日:2022年3月18日|価格:¥57,800
iPhone14、14Pro、14ProMax、 14ProMax|発売日:2022年9月16日|価格:iPhone14 ¥119,800、iPhone14Pro ¥149,800、iPhone14ProMax ¥164,800 、 iPhone14Plus ¥134,800
iPhone 14シリーズでは世界的には不評だったminiがなくなり、サイズの大きいPlusモデルがiPhone 8以来の復活を遂げました。そしてiPhone14と14Plusの2種類が発売されることとなりました。
iPhone 14はメインカメラ、フロントカメラの性能がアップし、暗いところでもより光を取り込んで明るく撮れるようになりました。
Photonic Engineという新しい画像処理技術を採用し、写真をより鮮明にしてくれるだけでなく、激しい動きを滑らかに撮影できる手ブレ補正「アクションモード」に対応しています。
また、Apple Watch Series 8にも搭載された新機能「衝突事故検出」も、iPhone 14シリーズでは利用可能になりました。
次にiPhone 14の上位モデル、iPhone14Proおよび14ProMaxの最大の特徴は、画面上部の切り欠き(ノッチ)が楕円形になったことです。
楕円形になったことで「Dynamic Island」機能により、通知やバックグラウンド動作などがわかりやすく表示されるようになりました。
またiPhone 14 Proは、常時表示ディスプレイにも対応しているため、バッテリーを節約しながら時計や壁紙、通知などを表示したままにすることが可能です。
更にカメラも進化しており、暗所での撮影やズーム機能の画質向上などが達成されています。
そしてiPhone14Plusは豊富なカラー展開が魅力です。今までにない色も加わり可愛いと話題になっています。↓↓
おわりに
最後まで読んでくださりありがとうございます!
昔と今のアイフォンのデザインや価格の違い、そして現在までの性能の変わりように驚いた方も多いのではないでしょうか?
筆者は初めて初代iPhoneが発表された時に自分が6歳だったと知って驚きました。
皆さんもエピソードなどありましたらコメントもらえると嬉しいです♪
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