RAWデータ・RAW現像とは…!!|カメラ初心者のための覚書
今やiphoneでも撮影可能なRAWデータでございますが、RAWデータとRAW現像。
そもそもRAWデータってなに!?
という方たくさんいられると思うのでまとめてみました!
Contents
RAWとは
JPEGよりRAWで撮ったほうが良いよ〜!
って言われたことありませんか?
え?なにそれ?カメラの設定はデフォルトですが…?
RAW現像をするにはカメラの設定(画質モード)で、RAW設定にする必要があります。
Wikipediaでは
RAW画像”]RAW画像(ローがぞう、英: Raw image format)は、デジタルカメラなどにおける完成状態にされていない画像データのことである。英語でRawは「生」「未加工」を意味するものの、未加工ではない画像データをRAW画像と称していることもあり注意を要する。 かつてはいわゆるベタ画像のことを指すこともあったが、2000年代に入ってからはデジタルカメラやイメージスキャナ等における「未現像」データのことを指す場合が多い。
wikipediaより
初めてRAWデータと言うものを聞いた方には意味不明かと…
だいたい皆さんがスマホやPCで見ている画像はだいたいJPEGが多いのですね(ここではJPEGとさせて頂きます)。
JPEGにする前の状態のデータを、「RAW(ロー)」と言います。
しかしこのJPEG、実はカメラそのものが撮影した時点でRAWデータからJPEGデータに現像してくれてるわけです!(逆にすごい)
お肉の焼かれる前の生の状態と同じですね!
RAWファイルというのが今回RAW現像する為に必要なファイルであります!
拡張子は?
さてこのRAWファイルですがPCで確認すると、撮影したカメラによって違うんですね。
カメラ(メーカー) | 拡張子 |
canon | CR2など |
Nikon | NEF |
Sony | SRF,SR2,ARW |
Olympus | ORF |
これがややこしすぎるので、「みなこんがらがるやないかいっ!」ということでAdobeさんが一生懸命「DNG」というファイルで統一しようとしています。
今の所(2018.8)、DNGに変換してしまうと元の拡張子には戻せないそうなのでご注意を。
RAWで撮影して、PCで見たときに「あれ?RAWないじゃない!」とならないように^^
RAW現像とは!!
ここから本題でございますが、そもそもフィルム時代の時に撮ったフィルムをカメラ屋さんに持って行き、“現像する” わけですが、この“現像する”は、プリントすると意味が違います。
カメラさんにフィルムを持って行き、「現像+プリント」と言うのが本当なんです。「同時プリント」とか言ったりしますね。
イ○ローカメラ「現像でよろしいでしょうか?」
お客さん「はい、現像でお願いします」
で、プリントせずに渡されても喧嘩になってしまうので「現像お願いします」と言う言葉自体がもうプリントまでの一括りになっているわけですね〜!
「現像」というのは、撮影済みフィルムを薬品で処理をするわけですが、その一連の処理を「現像」と呼んでいます!
そして現代は、カメラ本体がカメラの中で現像処理をしてJPEGに変換してくれてるわけですね(改めてめちゃすごい)
でも、「いやいやカメラになんて現像していらねーぜ!自分で現像したいぜ!」って思う方もたくさんいらっしゃるわけで…
その方達がRAWファイルからPCのソフトを使い、「RAW現像」を自分でできるというわけです。
RAW現像のメリット
RAW現像すると何が凄いのかをさらっと説明したいと思います。
現像の幅が大きい
JPEGデータはすでに調理されたお肉…!和風に味付けされたお肉を中華風に味付けし直すなんてなかなか難しいのと一緒で、すでにカメラで現像されたデータはなかなか現像の幅が狭くなっていますが、RAWは生の状態!つまりこれから好きなように現像できるわけです。
現像できる内容はまた別の記事で書く予定ですが、RAW現像を行うことにより(真ん中のバーをスライドしてね)
こんな事ができちゃいいます…!(上手いかどうかは別として)
水族館で張り切って一眼レフを持って行き、家に帰ってプリンターで印刷してみると、左みたいな写真になった事はないでしょうか?
もちろんJPEGでもある程度現像することはできますが、荒れてしまったり色のもやのようなものが出てしまったりしてしまいます。
RAW現像やってみたくなるでしょ〜?笑
RAW現像のデメリット
メリットにはデメリットにはつきもの。
RAWデータで保存することによるデメリットは…
「データ容量が大きい(重い)」
それ以外にデメリットを感じたことはありません。
現在のRAW現像(まとめ)
今やiphoneでもRAW撮影が可能になってきています。
撮った写真を自分の好みに現像する。
現像というのはフィルム時代にカメラ屋のおっちゃんが暗室で薬品まみれ(になってるかどうかは知らない)で明るさや彩度を、思い出作りに撮影した方々の事を思って(るかどうかは知らない)現像していたものを、今は個人で薬品まみれにならなくても、わざわざ暗室を部屋に設けなくても現像できる時代です。自分で撮った写真を自分の思い通りに現像してみてはいかがでしょうか?
多くの方が「加工と現像」を勘違いしている方がいらっしゃいますが、私たち(かどうかは知りません)カメラマン・デザイナーはより多くの方にご自分で撮った写真により感動を与えるお手伝いができれば最高だと思っています^^
この記事へのコメントはありません。